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【お役立ち情報】今更聞けないWi-Fiの仕組み(2020.6.30)
- お役立ち情報
- 2020.06.30
スマホやゲーム・ノートPC・タブレットなど、あらゆるものをインターネットに接続させることができるWi-Fi。いまや自宅や施設のみならず、街中でも自由に使える場所が増えてきていますよね。
けれど「Wi-Fi」っていったい何なのか、キャリアの通信や光ファイバー回線と何が違うのか、説明できない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「Wi-Fi」の仕組みについてご説明していきます。
Wi-Fiってなんのこと?
「Wi-Fi」とは、無線LAN通信の国際標準規格である「IEEE 802.11」を使用した機器間の相互接続が認められたことを示す名称のことです。
通信の規格が違えば、デバイスの相互接続ができません。そこで普及を進めるにあたり、「標準規格の使用を認証されているので、同じ標準規格のものへ接続できますよ」ということをユーザーに分かりやすく示すため、名前がつけられました。
ちなみに「Wi-Fi」という名称は、一般的にWireless Fidelityを略したものとされています。しかしWikipediaによると、後付けされたと書かれていたりします。
Wi-Fiと無線LAN
Wi-Fiは無線LANの標準規格を表す名前だと前述しました。Wi-Fiがあれば、無線でスマホやタブレット、ノートPCや最近では家電などもインターネットに接続でき、使わない日は無いと言っても過言ではないと思います。では、無線LANとはいったい何でしょうか。
LANとは
LAN=ローカルエリアネットワーク
皆さんがよく耳にする「LAN」とは、その名の通りローカルな通信です。
マンション内・自宅内・職場内などの、限られた空間を繫ぐ方法で活用されており、イーブロードの場合はマンションまで引き込んだインターネット回線を、このLANの仕組みで、各お部屋に供給しています。
WANとは
WAN=ワイドエリアネットワーク
LANが職場・店・部屋など限定的な空間をLANケーブルやWi-Fiで繫ぐネットワークを指すのに対し、WANはそのLAN同士を繫ぐ、LANの外側の世界中と繋がるネットワークを指します。
イーブロードのWi-Fi
共用部から光回線をLAN配線で各お部屋の情報コンセントへ届け、そこにスマホやパソコンから無線でインターネットに接続できるよう、Wi-Fiアクセスポイントを設置しています。
各戸にアクセスポイントを設置しお部屋ごとに切り分けているため、共用部から同じLANで接続していても、セキュリティが守られ安心してWi-Fiがご利用いただけるシステムとなっております。
時々、
・無線LANは光回線と別だと思っていた
・光回線とWi-Fiどっちが速いの?
といったご質問をお伺いすることがあります。
しかし、上記のようにWi-Fiとはインターネットに繋がるWANである回線と各お部屋・各機器を繫ぐ、ローカルなネットワークです。
イーブロードのお部屋にお住まいの方が、パソコンを有線LANで利用する場合と、スマホでWi-Fiを利用する場合は、どちらも同じ回線と言えます。
知らないWi-Fiにはご注意を
いまや街中には、多くのフリーWi-Fiが溢れています。知らない間に、勝手にWi-Fi接続されていたなんてことも経験あるのではないでしょうか。
イーブロードのお家のWi-Fiはイーブロードの光回線に接続されていて、また各戸で切り分けて暗号化しているため、安全にご利用いただけます。しかし、街中のフリーWi-Fiの中でも特に、誰がどこから発信しているか分からないWi-Fiには注意が必要です。
盗聴・盗み見など危険を伴うフリーWi-Fi
飲食店やホテルなど発信元が分かっているWi-Fiであっても、パスワードを一般に公開しているものは、注意が必要だと言われています。
同じアクセスポイントのWi-Fiを利用している人から盗み見られたり、情報を抜き取られるなどの危険性が指摘されており、総務省は利用者向け・提供者向けそれぞれのガイドラインも公開されていますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/wi-fi.html
仕組みを理解して、安心して利用できるWi-Fi環境を
イーブロードのWi-Fiは、各戸にアクセスポイントを設置し、またVLAN機能によりお部屋間をしっかりと切り分けることで、安心してご利用いただける環境を構築しております。
物件のWi-Fiに関して、なにかご不明な点や不安な点があれば、いつでもお気軽にお問合せください。