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【お役立ち情報】ネット無料物件はシニアにもおすすめ(2020.9.30)
- お役立ち情報
- 2020.09.29
近年、シニア世代のネット利用率が増加傾向にあります。特に2020年には新型コロナウイルスの影響でさらに利用率が増え、今やネットはシニアにとってもTVと並ぶ2大メディアといえる状況です。しかし、シニア世代の方にとって、ネット回線の契約やデバイスのややこしい設定を行うのは、かなりハードルが高いと言わざるを得ません。そのため、シニアの方こそ、入居後すぐに利用できる「ネット無料」物件がおすすめと言えるのです。今回はシニア世代のネット利用率や利用目的を確認しつつ、ネット無料物件のメリットを説明したいと思います。
シニア世代のネット利用率
まずは、シニア世代のネット利用率がどんどん上がっている状況を、データで確認してみましょう。
ネット利用状況について
総務省が令和2年5月29日に公表した「令和元年通信利用動向調査」によると、60歳以上のネット利用状況は以下のようになっています。
・60~69歳:90.5%
・70~79歳:74.2%
・80歳以上:57.5%
60~69歳で見ると9割以上のシニアがネットを利用しており、60歳以上の平均で見ても約74%と非常に高い利用状況といえるでしょう。
次に男女別に見てみると、
・60~69歳:男性93.0、女性88.1
・70~79歳:男性81.0、女性68.3
・80歳以上:男性66.9、女性52.3
という状況で、やはり男性のほうがネットを多く利用していることが分かります。
ネットの利用目的とデバイスの種類
一方、シニアのネット利用目的を見てみると、ほとんどが「メール」と「インターネットでの検索」となっていますが、SNSやチャットアプリといったコミュニケーション目的の利用も増えています。
次に年齢階層別のインターネット端末利用状況は、以下の通りです。
|
60~69歳 |
70~79歳 |
80歳以上 |
スマートフォン |
55.6% |
27.2% |
7.8% |
携帯電話・PHS |
12.4% |
14.3% |
8.8% |
パソコン |
49.0% |
31.4% |
11.3% |
タブレット型端末 |
17.1% |
8.3% |
3.3% |
パソコンの利用率が最も高く、60代ではスマホの利用率が予想以上に高い点が特徴となっています。なお、契約している接続回線は9割弱が光回線とのことです。
出典元:総務省「令和元年通信利用動向調査」
シニアがネットを利用するメリット
シニア世代とネットの親和性は、以下のようなメリットからも非常に高いことが分かります。
自宅で情報収集や無料動画の閲覧が可能
ネットを利用することで、多くのニュースサイトや情報サイトから情報が得られますので、外出が億劫だというシニアの方でも、自宅でたくさんの情報を得ることができます。特にコロナ禍で、ウイルス関連の情報などを自宅で調べることができたのは大きなメリットだといえるでしょう。またYouTubeなどの無料動画サイトも利用できるため、TV番組以外にもたくさんの娯楽を自宅で楽しむことが可能です。
孤独感の解消
メールを活用するシニアは非常に多く、コミュニケーションツールの一つとなっています。そのため、家族や親戚、友人などとコミュニケーションを取ることで、孤独感の解消につながる点が大きなメリットです。またLINEやWeb会議システムなどを利用することで、遠方の家族や親戚などとコミュニケーションを取ることもできます。ただし、FacebookやTwitterといったSNSの利用には、まだまだ抵抗がある方が多いようです。
ネットショッピングの活用で買い物が便利に
毎日の食材や日用品などを購入する場合は、近所まで歩きや車で行かれるシニアの方も多いと思いますが、お米や調味料、ビールなど重たいものを運ぶのは骨が折れるでしょう。しかし、最近は多くのお店がネットショッピングに対応しているため、自宅まで届けてもらえ非常に便利です。また飲食店の宅配サービスも種類が非常に充実しているため、自宅にいながら本格的なグルメを楽しむこともできるでしょう。さらに、家の近くではなかなか買えないものでも、ネットショッピングなら簡単に買える点もメリットです。
ネット無料物件のメリット
最後に、シニア世代の入居付け・退去防止に、効果的なネット無料物件のメリットを紹介します。
入居後すぐにネットが使える
通常、ネットがない物件に光回線を引く場合には、プロバイダと契約して工事してもらう必要があります。そのため、契約後、実際にネットが使えるようになるまでには2週間~1ヶ月程度の期間が必要です。しかし、ネット無料物件であれば面倒なプロバイダとの契約や工事も必要ありませんので、入居後すぐにネットが使えます。
毎月の利用料金の支払いが不要
大手プロバイダと契約して光回線を使う場合には、毎月5,000~6,000円程度の利用料金を支払う必要があります。一方、ネット無料物件はその名の通り「無料」でネットが使い放題です。そのため、毎月の利用料金の支払いも必要ありません。よって、年間で見るとかなりの節約につながるため、大きなメリットだといえるでしょう。
解約時の違約金も不要
大手プロバイダと光回線を契約する場合は、2年や3年単位の契約が一般的です。そのため、契約期間中の途中で解約すると、違約金を支払わなくてはなりません。工事費などの分割も含めると2~3万円程度になるケースもあるため、可能であれば契約期間の終了時に解約したいところでしょう。しかし、ネット無料物件であれば、退去時の違約金も一切発生しませんので安心です。
ネット無料設備と言えば「若い入居者向け」と思われがちかもしれません。しかし、前述までのようにシニア世代にこそネット無料設備は親和性が高く空室対策や退去抑制として効果的であると言えます。オーナー様にとってお持ちの賃貸アパート・マンションの入居者に高齢者層が多い場合でも、ネット無料設備、Wi-Fi無料設備は周辺の競合物件との差別化として活用できるのではないでしょうか。ぜひ一度、自分の物件の入居者層と照らし合わせてご検討くださいませ。