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【お役立ち情報】SIMロック即時解除の適応で Wi-Fiはさらに必須設備へ(2020.9.28)
- お役立ち情報
- 2020.10.23
2015年より、SIMロック解除が義務付けられ、格安SIMと呼ばれるキャリアが登場してきました。利用者はSIMロック解除をすれば、スマホ本体はそのままで、好きなキャリアと契約できるようになりました。
つまり、使いたい携帯端末と契約したい事業者を自由に組み合わせることができるのです。
さらに2020年4月より、通信契約+スマホ本体購入の場合も、SIMロック即時解除、原則無料化が適応されるようになりました。(※信用確認措置に応じた場合に限る)
それにより格安スマホへの乗り換えは今後ますます増加すると予想されています。
また、自粛期間を経て「お家時間」の充実を図る人が増えたり、節約志向の風潮が広まったことも、格安SIM普及の後押しになっています。
格安SIM/スマホの普及が進むほどに、自宅でのWi-Fi需要が伸びると考えられるため、オーナー様にとっても無視できない流れではないでしょうか。
そもそも格安スマホとは?
格安スマホはMVNOと分類され、大手MNO4社(NTTドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobile)以外を指すことが多く、格安SIMと呼ばれることもあります。
どれくらい浸透しているの?
2015年以降毎年増え続け、2020年にはスマホ利用者全体の内18.9%と2割近くがMVNOを利用しているとの結果がNTTドコモモバイル社会研究所より発表されました。
格安スマホの料金はどれくらい?
月額料金は、通信データ容量のプランによっても異なります。
そこで、通信データ容量が500MBのプラン~6GBまでのプランで比較してみました。
※1 :国内通話5分以内かけ放題がセットになっているプラン
この他、楽天モバイルやOCN、mineoなど30GBまでの大容量プランを取り扱っているブランドもありますが、「令和元年通信利用動向調査報告書」の中でもあるように、MVNOである格安スマホ、格安SIMを利用している20~50代の月額は平均2,000円~3;000円であると言われています。
それに対し、大手MNO4社を利用している人の年代別月額価格帯は以下の表の通りです。
13~19歳では5~6,000円、20代は6~7,000円が最も多く、全年代を見ても、MVNOと比較して大手携帯会社の方が高価格帯であることがわかります。
格安スマホが増えるほど、自宅のWi-Fi需要も増加
安い月額料金で利用できる格安スマホは、その代わりに通信データ容量に制限があります。そうなると、できる限りWi-Fiを利用しモバイル通信を節約することが求められますよね。
特に家庭内でWi-Fiを利用している人は75.9%にも上ると、NTTによる「2019年一般向けモバイル動向調査」で発表されています。
もはや、インターネット・Wi-Fi環境は、水道や電気のように生活にあって当たり前のインフラとなりつつあるのです。
自粛期間を経て、「お家時間」の充実の傾向に
コロナウイルス感染拡大防止のための自粛期間を経て、自宅で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
不況による節約志向の広がりもあり、自宅にWi-Fi環境がある方は、外出する機会が少なくなればモバイル通信を使用せずに済むため、格安スマホに乗り換えたり、通信容量の小さいプランへ変更される方も増えていると思います。
そうなると、自宅のWi-Fi環境を重要視する方も必然的に増えてきますよね。
「Wi-Fi無料」設備の導入方法
「ネット無料サービス」の賃貸アパートで入居者様がWi-Fiを使うために、
オーナー様は2種類の方法を用意することができます。
①有線LAN設備のみ設置し、入居者様自身でWi-Fiルーターを用意してもらう
②Wi-Fi設備を初めから全戸に導入する
しかし、格安スマホの普及が進んでいることや、タブレットやノートPC、TVなど複数のものをWi-Fiに接続する生活が浸透してきていることを考えると、「Wi-Fi無料設備」は、「ネット無料サービス」の中でも特に入居者の満足度を上げ、競合物件との差別化になるのではないでしょうか。
イーブロードでは、賃貸マンション・アパートの入居者無料Wi-Fiの導入において、
オーナー様の物件それぞれに最適な機器の選定や施工プランをご提案致します。
ぜひ一度、無料物件調査依頼からご相談くださいませ。
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【参考】
・NTTドコモモバイル社会研究所:2015-2020年一般向けモバイル動向調査ケータイ社会白書
・総務省:「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会報告書(案)」